肌と粘膜ってどう違うの?
肌は鎧。粘膜は生活のために鎧を着れない部分
肌と粘膜は、基本的に構造が異なります。
肌は、表皮・真皮・皮下組織の構造に分かれていて、紫外線や菌などから体を守るのが基本的な役割です。
一方、粘膜は構造に決まりがあるわけではなく、簡単に言えば肌以外の、体が、空気や食べ物など、体以外のものに触れる部分は全て粘膜だといえます。(髪や爪などは除く)
粘膜は、多くの場合粘膜や付近に有る腺から出る分泌液「粘液」によって覆われていて、肌とくらべて柔らかく、傷つきやすい性質をもっています。
粘膜の殆どは胃や腸など、体の内側にありますが、目や口、生殖器のように体の外側にあるものもあります。
人の体は基本的には肌によって外部から守られていますが、食べ物を食べたり、空気を吸ったりといった、生活に必要な部分はどうしても外部と触れる必要があります。
そのため、粘液で体を守りつつ、外部のものを取り入れる事が出来る粘膜という部分があるのです。
粘膜は柔らかく、とても傷つきやすいので、注意しないと簡単に化膿したりするため、肌よりも更にデリケートにケアする必要があります。
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