確実に歯を白くする。オフィスホワイトニングの種類と効果
白く美しい歯になりたい時、一番素早く、確実に効果を出す方法が歯医者さんで受ける「オフィスホワイトニング」。
最近は値段も安くなってきていて、場合によっては一回数千円で受けれらるようなところも増えてきているので、気になる方はまずは一回試してみるのもいいですよ!
代表的なオフィスホワイトニング
今現在行われているオフィスホワイトニングは、歯を白くする薬剤と、その薬剤を活性化させるレーザーの組み合わせによって行われるものですが、実はこの薬剤の種類やレーザーの種類によって、いくつかの手法に分けられており、一回にかかる時間や効果に差があります。
最もベーシックな「ハイライト」
その中でも、最もベーシックな手法がハイライトとよばれるもので、他のすべての手法の原型となっているものです。
ハイライトは大体35%程度の過酸化水素水を用いたホワイトニング用薬剤を歯に塗布し、ハロゲンライトを当てる事で薬の効果を活性化。これにより、歯の色素成分を取り除いていく事で、歯を白くしていく手法です。
効果としてはやはり最初の手法であるためあまり強くはなく、一回のホワイトニングで1~2段階程度白くする事が可能です。
LED系のホワイトニング
青色のLED電球が作られるようになってから増えてきたものがLED系のライトで薬剤を活性化させるもので、様々な種類の機械が販売されています。
LEDはハロゲンライトと違い紫外線が少ない事や、熱くならない事から人体に対して負荷が弱く、知覚過敏などの症状も出にくいため、より安全にホワイトニングが行えるものとして人気があります。
薬剤は従来の過酸化水素水によって白くする成分の他、二酸化チタンなど知覚過敏がより起きにくいようなものを利用するものもあり、その効果や金額は様々。
全体的には一回で3~6段階程度白くする事が出来るものが多く、より安全に、効果も出やすくなってきた事から近年ホワイトニングの人気が高まってきているのではないでしょうか。
光を使わないジェルホワイトニング
ホワイトニングの中には光を用いず、薬剤のみで行う場合もあります。
光をあてないため歯が熱をもつような事が無いため、治療中に痛みが出にくく、また連日ホワイトニングを行っても大丈夫という利点があります。ただ、薬剤は光を使用するよりも強力なものが用いられたりする場合もあり、知覚過敏の症状が必ずしも抑えられるというわけではありません。
効果は3段階程度白くする事が出来るので、光の照射で痛みを感じる方や、集中して何回かホワイトニングをして一気に白くしていきたいという方に向いているといえます。
ホワイトニングの効果
ホワイトニングの効果は有る程度の白さまでは一気に白くなっていき、その後少しずつ、真っ白な歯に近づいていく形となります。
芸能人の方などで陶器のように真っ白な歯の方がいますが、通常はあのレベルまで白くする事は難しく、真っ白を目指す場合はラミネートべニアのような他の手法を利用した方が良いでしょう。
また、歯の色はそもそも生まれ持ったタイプがあり、誰でも同じように白くなっていくわけではありません。歯のタイプによってはかなりホワイトニングを繰り返しても透明感が低いような色となる場合もありますので、自分の歯のタイプについては一度歯科医と相談してみましょう。
エステなどでのホワイトニング
最近はエステなどでもホワイトニングが行われていますが、これは歯医者で行っているのとは基本的に全くの別物。
歯医者で行われているホワイトニングの薬剤は、医師や歯科医の処方が無ければ利用できないもので、エステで使われているものは歯を白くするというよりも、汚れを除去するという程度のものです。
そのため、繰り返し行っても歯が劇的に白くなるという事はまず発生せず、通常の歯磨きよりかは白く出来るという程度。
ただ、価格も安いので歯医者でのホワイトニング後に白さを維持したいという場合などには良いかもしれません。
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