化粧品を全く使わない「肌の休息日」は必要？

化粧品をまったく使わない「肌の休息日」を設ける人が最近増えてきているようですが、肌にとって化粧品を使わない日というのは本当に必要なのでしょうか。

ノーメイクのスキンケア効果

不規則な生活に疲れた肌の上へ化学物質のたくさん配合された化粧品を塗り生活をしていては、肌の状態が悪化していても不思議ではありません。
社会人としてメイクをしていくのは仕方がないことで、職業柄では濃いメイクをしなければいけないこともあります。かといってすべて無添加の化粧品を使用するのは金銭的にも難しいことが多いです。

そんな日常に取り入れたいのが「肌の休息日」。休日にメイクを一切しない日を一週間に一日ほど設けるだけで、肌質の状態を向上させるのが目的です。
化粧品には少なからず肌に刺激を与える成分が配合されています。肌は毎日生まれ変わっているので、生まれ変わった肌に負担を与えずリラックスさせた状態で肌を休めることが肌質の向上にもつながるのです。

紫外線によるダメージは回避したい

ノーメイクの時に一番ダメージを受けやすいのは紫外線です。肌の休息日には一切のメイクをやめる必要があるので日焼け止めももちろんつけないほうがいいので、肌の休息日にはできるだけ室内の紫外線が当たらないところで過ごすようにしましょう。

ノースキンケアの美肌効果

肌の休息日にメイクはもちろん、スキンケアすらやめてしまうという方法もあります。
これは毎日のようにスキンケアを行って、肌は十分に潤いや栄養を保有している状態から養分が過多になっている傾向にあります。

肌の美しさを保つためには十分すぎるスキンケアは返って肌質向上の妨げになってしまうことがあるのです。スキンケアをし過ぎると本来持っている肌の機能がうまく働かないため、全くスキンケアをしない日を作って肌をリセットさせることが必要になってきます。

また、人間には自然治癒力がもともと備わっています。本来肌が外界からの刺激で傷ついてしまっても、自然治癒力で時間をかけて補修し元通りに治してくれる働きがあるのです。
しかし、その治癒力の進行は遅いので普段のスキンケアで治癒力を補助していることになります。その補助がなくなれば１００％自分の持つ自然治癒力で肌を補修することになるので、自然治癒力はその力をアップさせなければいけません。そうすると本来持っている自然治癒力の機能も向上させることができるのです。

食べ過ぎたり飲み過ぎたりしたときに断食などで栄養の調節をするように、お肌に対しては休息日を設けることで養分過多にならないように調節することが必要なのです。