もみ返しがおきたとき症状を軽くするためにするべきこと
せっかくマッサージをしてもらったのに、揉み返しが来てしまったらなんだか損した気分になりませんか?
マッサージを受けた後の揉み返しが来たとき、どうすればその症状を緩和させることができるのでしょうか。
マッサージを受けた後は冷やさない
マッサージは血流を促進して身体の部位の痛みを緩和させます。血液が流れやすくなると細胞に酸素が行き渡り、細胞が活性化して良く働き体温があがります。マッサージを受けた後は身体がぽかぽか温まっているのはこの血流の効果なのです。
マッサージの効果で血管は緩み血液が流れやすくなっているところを反対に冷やしてしまうと血管が急激に収縮し筋肉が痛むようになってしまい、これがもみ返しの一つとなります。
冬にマッサージを受けて身体がやむを得ず冷えてしまい筋肉が痛み出したら、痛い箇所をもう一度温めてください。それで痛みは緩和されるでしょう。
もし筋肉を軽く押して痛みが生じる場合は筋肉が炎症を起こしている可能性があります。その時は血流が良いと痛みが悪化してしまうので、押して痛い場合は患部を冷やしてみてください。
揉み返しで頭痛が起こる場合
マッサージは血流をよくするのが目的ですが、まれにマッサージを受けた後に頭痛が生じることがあります。
これはマッサージの方法が悪く筋肉を損傷させてしまった場合、身体はその筋肉の補修に血液を大量に送るようになり、その結果として頭に血液が回りにくくなり貧血、脳内の酸素不足になってしまうことから頭痛が生じてしまうものです。
揉み返しで起きた頭痛の対策としては、水分をしっかりと摂取して体内の血液がスムーズにめぐるようにします。そして寝転がって頭の高さを心臓と平行にしていれば緩和されますが、それでも痛む場合は氷嚢などで頭を冷やしてみてください。
マッサージの前に揉み返しを起こしにくくする
マッサージを受ける前に、揉み返し対策として注意したいことが以下の点です。
施術者にもっと強くと要求しない
身体のコリが激しいと施術の痛みに鈍感になってしまい、少しの力ではコリがほぐれていたとしても気持ちが満足できないことがあります。
しかしあまり強くマッサージしすぎると筋肉を傷つけたり、表層部の筋肉しかほぐれないで揉み返しを起こしやすくします。
食後にマッサージを受けない
胃に食事が残っている時は体内の血液は胃で消化活動を行うために働きます。しかし、胃に食事が残っている状態でマッサージを受けてしまうと血液が筋肉に多く流れてしまうので食物が消化しきれず消化不良を起こしたり便秘になってしまいます。
食事の直後のマッサージはできるだけ避けましょう。
以上のような方法でマッサージを受ければ揉み返すこともなく、また揉み返しが来ても対処できるようになりますので、参考にしてみてください。
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