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「汗をかく」のと「痩せる」のは無関係? 間違いやすいダイエット知識!

「汗をかく」のと「痩せる」のは無関係? 間違いやすいダイエット知識!

運動やサウナなど、汗をかくほど痩せられそうなイメージを持っている人は多いのではないでしょうか。ダイエット商品の中には沢山汗をかく事を売りにしているものも多く見られます。
でも、実は汗をかく事と痩せる事の間には、実はそこまで密接な関係はないんです!

そもそも汗は体温を下げるためのもので、エネルギー消費とは無関係

運動をすると汗をかくというイメージから、汗は体がエネルギーを使うと出てくるものという印象がありますが、実際は汗とエネルギーの消費は相関関係にはありません。
汗はあくまでも上昇した体温を通常通りに戻す(保つ)ために出てくるものであって、汗をいくらかいてもエネルギーは消費されないのです。

簡単な例としては、暑い場所と寒い場所にただ立っている場合、暑い場所では汗をかきますが、寒い場所では当然汗をかく事はありません。しかし、エネルギーの消費量でいえば体が冷えないように熱を作り出している寒い場所の方が、エネルギーの消費量は多くなります。
汗を大量にかいても、体から出て行くのは水分や塩分・ミネラル分であって、脂肪が減るわけではないのです。

汗をかいてもいわゆる「ダイエット」にはならない!

ではなぜ、汗をかくと痩せるようなイメージがあるかといえば、実際に汗をかくような行動がダイエットと関係しているものも多いからです。
例えば、スポーツは当然エネルギーの消費に直結しますし、サウナは体温を上げて血行を良くすることで、体の代謝を高めることでダイエットになります。
一方で、サウナスーツを着てランニングをするようなトレーニングは、脂肪を落とすという意味合いよりも、水分を限界まで絞るという意味合いが強く、ボクサーなどの体重制限が厳しいアスリートたちが短期的に体重をコントロールする際に行うだけのためのものと考えた方が適切です。
体に必要以上の熱を与えても、代謝が向上するようなものではないので通常のダイエットでは体調の事を考慮して避けるべきでしょう。
むしろ、エネルギー消費という点で言えば、寒い環境の方が多くのカロリーを使いますので、例えばプールの中で行う水泳など体が冷えやすい状況で運動をした方が効果的です。

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