TOP > 美容 > 眩しさと、暖かさと、日焼けは別物

眩しさと、暖かさと、日焼けは別物

冬は明るくても寒かったり、夏は暗くても日焼けしたりしますが、それは何故なのでしょうか。

可視光線(光)と赤外線と紫外線は別物

私たちが眩しいと感じるものは、科学的には電磁波の一種で、可視光線とよばれる、いわゆる「光」です。
可視光線は太陽光であれば約50%程度であり、この可視光線があるおかげで私たちはものの色や形を、視覚的に判断する事が出来ます。

また、太陽の光を浴びて暖かいと感じるものは「赤外線」と呼ばれるもので、これも電磁波の一種です。
赤外線は目で見ることは出来ませんが、特殊な装置を利用する事で確認することが出来ます。暗視カメラが暗い場所でもモノを見ることが出来るのは、この赤外線を見ることが出来るからです。

また、人の肌が日焼けをしたり、シミを作ったりする原因は紫外線と呼ばれるもので、これも電磁波の一種です。
紫外線は細胞を破壊したり、黒いものに吸収される性質があり、布団を干して殺菌するのは、この紫外線の作用を利用しています。

太陽の光で日焼けをするのはこの紫外線が、太陽光の5~6%含まれているからであり、部屋の電気で日焼けをしないのは、紫外線が含まれていないからです。

また、懐中電灯などで照らされていても暑くならないのは赤外線が含まれていないからであり、逆に岩盤浴が暑いのは、この赤外線が放出されているためです。
赤外線は太陽の光のうち可視光線と紫外線で無い部分であり、夏場に日の光が暑く感じるのは、夏が赤外線が最も地上に届きやすい季節だからです。

スポンサードリンク

このガイドにコメントする

関連するガイド

EGF・FGF美容液や化粧水の効果を十分得るための選び方&おすすめ比較

皮膚の再生(ターンオーバー)を促す成分として、ノーベル賞を受賞しているEGFやFGFといった成長因子。発見された当初と比べて製造法も安定し、製造コストも抑えられてきた事から多くの美容液や化粧水などスキ...

ノーベル賞受賞の「成長因子」高配合美容液でシミ・シワのケアを

細胞の代謝や活動を促す「成長因子」。多くのスキンケアコスメに導入されていますが、十分な効果を発揮するためのポイントをしっかり押さえた美容液は多くありません。そもそも成長因子とは?成長因子とは「特定の細...

美容成分を肌の奥まで届ける「リポソーム」とは?

美容液の成分などを肌の角質細胞に浸透させる技術として、よく用いられるリポソーム化というものがあります。耳慣れない言葉ですが、どのようなものなのでしょうか。そもそもリポソームが必要になる理由は、肌のバリ...

保湿しながら肌を再生!!美肌成分「プロテオグリカン」の効果

最近スキンケアコスメ配合されるようになってきた成分「プロテオグリカン」は、ヒアルロン酸のような保湿機能とEGFのような肌再生(ターンオーバー促進)機能を兼ね備えた、美肌作りにとても有力な成分。実は、プ...

美肌成分「EGF」で肌の再生を促す!

スキンケア美容液などに配合される事のあるEGFは、簡単に言うと「肌細胞の成長を促進させ、また整える」効果を持つ成分で、Epidermal(上皮≒肌)Growth (成長)Factor(因子)の頭文字を...

スポンサードリンク