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ケミカルピーリングって肌に本当に良いの?

効果はあるが、ピーリング後のケアが一番大切

ケミカルピーリングとは、酸性の薬剤を利用して肌表面の角質層を溶かし、肌の再生を促すスキンケア方法の事です。
肌の表面を溶かして薄くなるため、一時的に肌が柔らかくなるような感覚にもなります。

肌のターンオーバーが乱れ、古い角質が残ってしまっている場合や、施術後に肌の再生機能が十分機能している場合、ケミカルピーリングはしっかりと効果を発揮し、綺麗な肌を取り戻していく事が出来るでしょう。

しかし、ケミカルピーリングで肌の表面を溶かすという事は、肌が持っているバリア機能も弱めてしまう事になります。

バリア機能が弱まると、肌が外部から受ける影響が強くなるので、肌トラブルが発生しやすくなります。
例えば紫外線の刺激を受けやすくなってシミやシワが出来やすくなったり、乾燥状態を防ぐために皮脂の分泌量が増加し、にきびが出来やすくなるなど。

もちろんこういった副作用は全ての人に現れるわけではなく、肌質やピーリングの強さにもよってきますが、この治療方法の性質上、完全に副作用を起こさないというのは難しいといえます。

そこで、大切なのがケミカルピーリングを行った後のケア。
弱まってしまう肌のバリア機能を補うように、化粧水などで肌に十分な水分補給をしたり、日傘や服装などに気をつけて紫外線対策を行うなど。

こういったアフターケアを十分行い、そして十分な睡眠をとるなど肌の再生に必要な生活を送る事で、ケミカルピーリングの効果を十分発揮し、綺麗な肌を再生させることが出来るのです。

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