ボトックス注射はやりすぎ注意！？プチ整形のポイント紹介

気になるシワの改善や小顔矯正、多汗症の治療など、色々な場面で利用されているボトックス注射。
でも、やりすぎにはちょっと注意な部分があるので、ご利用は計画的に！

顔に一度にボトックス注射を打ちすぎると、表情がなくなる事も

まず注意しなければいけないポイントが、シワ改善やエラの張りを改善するため顔に注射を行う場合、一度にボトックス注射を打ちすぎると表情が無くなってしまうという事。

ボトックス注射はボツリヌストキシンという、簡単に言えば神経や筋肉を麻痺させる「毒」を、人体に悪影響が出ないレベルまで薄めて、部分的に「マヒさせたい場所」に対して利用するものですが、それでも量が多ければ麻痺する筋肉の範囲が広くなってしまいます。
これがどういう状況かというと、例えば眉間のシワを改善したい場合は眉間を寄せる部分の筋肉だけを弱めればいいのですが、打つ場所を少し間違えたり量が多すぎると、眉が全く動かないような状態になってしまい、表情が作れなくなってしまいます。

簡単なプチ整形としてよく利用されるボトックス注射ですが、どの部位にどの程度注射するべきかというものは医師の経験や知識に判断されるものですので、利用する際はしっかりと経験豊富な医師がいる病院を探すようにしましょう。

長期的にボトックス注射を続けていると効果が無くなる事も

また、ボトックス注射は長期的に繰り返し利用する事で、体が耐性を持つようになる事があります。
これはどんな薬でも同じ事ではありますが、何度も繰り返し体の外から「異物」が入ってくると、それに体が反応し、効果が弱まってしまうのです。

ボトックス注射に対する耐性を持つと、ボトックスを使っても思うように効果が発揮されなくなってしまい、せっかくの治療が無駄になってしまいます。
こうなる事を避けるために、ボトックス注射を利用する場合はある程度長めに期間を開けて利用するようにするか、効果が弱まってきたと感じたら１年程度は利用しないようにすると良いようです。

簡単にできる美容医療のボトックス注射。上手に取り入れて、ワンランク上の生活を手に入れよう！