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ワキガを自分でチェックする3つのポイント

ワキガを自分でチェックする3つのポイント

冬から春、そして夏と徐々に汗もかきやすい季節になってくると、気になるのが汗の臭い。
とくに、独特の臭いであるワキガの臭いは、「無臭文化」の日本では良く話題になります。

そんなワキガですが、意外と自分では臭いに慣れてしまって気づけないもの。今回は、自分自身でワキガかどうかをチェックしやすい3つのポイントについてご紹介します。

1.白いシャツなどを1日きて、ワキが黄色くなるかどうか

まず、一番分かりやすいポイントは洋服。ワキガの原因はアポクリン腺とよばれる部分から出る汗によるものだと言われていますが、このアポクリン腺からは「リポフスチン」という色素が出てくるため、これが原因で服に色がつきます。
色の付き方は人種によって異なり、真っ黒や蛍光色のような色になる事もありますが、日本人の場合は大体が茶褐色から黄色の色のため、脇の部分に黄ばみができるのです。
アポクリン腺はワキガでない人にも当然ありますので、長期間使った下着などにはワキガの人でなくても色がつきますが、これが1日や短期間で濃い色が染みつくようであれば、ワキガの状態であると判断して良いでしょう。

2.耳垢が湿っている

よくワキガのチェックの一つとして挙げられる耳垢。
実は、耳の中はアポクリン腺が出てきやすい場所の一つだと言われていて、耳垢が湿っている人はアポクリン腺の数が多い人であるという事がいえます。
ワキガはアポクリン腺の数が多ければ該当する可能性が高いため、耳垢の湿り度合いによってある程度ワキガである可能性をはかる事ができます。

3.親がワキガであるかどうか

ワキガは遺伝による体質的なものですので、親がワキガであるかどうかというのもチェックしやすいポイントです。
また、ワキガ体質は優性遺伝であるため、両親がワキガであれば75%以上、片方の親がワキガであれば50%以上の確立でワキガ体質となります。
ワキガは思春期以降、体が大人になっていく段階で明確に表れてくることが多いので、その前の段階でワキガである確率を考える場合などに、この割合を参考にするといいかもしれません。

ちなみに、日本ではワキガの人は10~15%程度の割合だと言われていますが、欧米諸国などでは70~80%以上がワキガ体質であると言われています。
ワキガ体質は優性遺伝であるため、国際結婚などが今後さらに増加していくと日本でももっと割合は高まっていくのかもしれません。

ワキガ体質であっても、臭いの強さはそれぞれ

以上がワキガ体質かどうかの簡単なチェック方法ですが、もしワキガ体質であったとしても、臭いの強さは生活習慣などによって大きく変わってくるため、自分が当てはまっていたとしても全然臭わない場合もあります。
ワキガは今や色々な治療法もありますし、症状を抑える方法も沢山ありますので、まずは一度自分自身のチェックをしてみて自分自身の体質をしっかりと把握し、その上で必要であれば対策などを考えていくというのがいいかもしれません。

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