TOP > 美容 > 脱毛 > ニキビなど肌トラブルがあっても脱毛は可能?

ニキビなど肌トラブルがあっても脱毛は可能?

永久脱毛をしようと思っても、たとえばにきびなどの肌トラブルがある場合など脱毛を行えない場合があります。

永久脱毛ができない肌の状態

にきびなど、肌が炎症・化膿している

脱毛の原理は、毛根の細胞にレーザーや光を照射することで毛根部の細胞に熱のダメージを与え、その細胞を破壊するものです。
肌の炎症や化膿はそもそも細胞がダメージを負い、そのダメージを負った細胞を白血球が取り込む事によるものなので、この状況のときにレーザーや光の照射を行うことは、ダメージを重ねる事になってしまいます。
そのため、にきびのような肌トラブルを起こしている部分に永久脱毛を行ってしまうと、肌に強い負担となり、場合によっては酷い火傷を負ったときに肌に痕が残ってしまうのと同じような状況になる可能性もあるため、脱毛を行うことはできません。

にきびのレーザー治療もあるけれど脱毛とは違うの?

実は、にきびの治療方法にもレーザー治療を取り入れているようなクリニックは多くあるため、同じレーザーなのにどうして脱毛は受けられないのかというと、これはそもそもの治療プロセスが異なるためです。

にきびをレーザーや光で治療する場合、その方法は大きく分けて
・レーザーで小さな穴を開けて膿を出す
・弱めの光やレーザーで肌のターンオーバーを促す
という2通りの方法になります。

レーザーは周波数などによって性質が異なるものであり、一口にレーザーとは言ってもレーザーメスのように体を「切る」事ができるものから、ただの強い光のように幅が広いため、同じレーザーによる治療ではあっても「にきびなどの肌トラブル治療」と「脱毛」を同時に行うような事はできないのです。

日焼けやしみなどのある部分にも永久脱毛はできない

また、日焼けやしみなど、肌が極端に黒いような場所がある場合にも、医療レーザーや光脱毛による永久脱毛を行うことはできません。
これは、前述の通り永久脱毛の仕組みが「黒いものに反応する」という性質を持っているため、日焼けやしみなどで肌の色が濃い部分がある場合、その部分だけ極端に熱をもってしまい、火傷などのトラブルになる可能性が高いためです。

肌にニキビやしみなどの肌トラブルがある場合は、永久脱毛で肌トラブルが悪化しないためにも、まずはそういった肌トラブルを改善してから脱毛を行うようにしましょう。

スポンサードリンク

このガイドにコメントする

関連するガイド

医療脱毛を出来るだけ安く受けるためには1回毎の期間を長めにとった方が良い

ワキやVIO、いわゆるムダ毛と呼ばれる毛の処理に、永久脱毛を行う事はもはや当たり前のようになってきています。一昔前までは「永久脱毛」といえば毛穴一つ一つに電極の針を刺して、1本1本毛根を焼くという手法...

毛を剃ると濃くなる? 増えなくても太くなることは有り!

わき毛やすね毛など、特に女性ならほとんどが定期的にケアを行っているムダ毛。「ムダ毛は剃ると濃くなる」なんていう事を聞いたことがある方も多いと思いますが、それは本当なのでしょうか?毛を剃ったら増えること...

脱毛を始めるなら秋冬が良い3つの理由

今や殆どの女性がエステや美容クリニックなどで経験している脱毛。男性でも、ひげなどを脱毛する人が増えてきているようです。そんな脱毛ですが、始めるのなら秋冬が良いって知ってました? 秋冬に脱毛をするべき3...

ヒゲ脱毛など男性の脱毛と、女性の脱毛の違い

医療レーザー脱毛やエステ脱毛における、男女での違いについて紹介。何故男性の脱毛の方が高くなりがちなのか、またヒゲ脱毛はどのような特徴があるのか。そして、男女の毛にはどんな違いがあるのかについて解説していきます。

脱毛の種類について

一口に脱毛といっても、家で出来る脱毛から医療機関などで行う脱毛まで、様々な種類の方法が存在します。永久脱毛とその他の脱毛脱毛は、大きく分けて永久脱毛とその他の一時的な脱毛とに分かれます。永久脱毛とは主...

スポンサードリンク