何故人によってにきびが出来やすい場所が違うのか
「にきびはTゾーンにできるといわれるけれど、自分はアゴにばかり出来る」
「こめかみににきびが出来ている人なんて自分の他にはみかけない」
などと感じたことはありませんか?
人によってにきびが出来やすい場所が違う理由は、場所によってにきびの原因が違うからです。
思春期にきびと大人にきびはできるところが違う
10代半ばから後半がピークの思春期にきびは、成長期によるホルモンバランスの乱れが原因で発生します。
できる場所は皮脂の多いTゾーンが中心で、頬にできることもあります。
対して大人にきびの原因は多岐に渡るので、原因によってできる場所がかわるにきびは顔のさまざまな場所にできてしまうことになります。
思春期と違って、むしろTゾーンや頬の上半分にはできなくなった方も多いのではないでしょうか。
大人にきびのできる場所と原因の関係
大人になってからアゴににきびができるようになったという方は多いと思います。
アゴにできるにきびは女性ホルモンが影響しているといわれ、婦人科系にトラブルがあるとできやすくなります。
口の周りのにきびは消化器が弱ると、鼻の頭のにきびは脂っぽい食べ物やスイーツの食べ過ぎで、ストレスや睡眠不足ではこめかみや頬の下半分など皮膚の柔らかい、弱い部分にと、いうのがおおよその顔にできるにきびの傾向です。
大人にきびの場合は、習慣もにきびの原因として見逃せません。
例えば頬づえをつく癖がある人は、手の雑菌が顔につきやすく、にきびの原因になったり、できているにきびを悪化させたりします。
前髪も肌にとっては刺激になり、フェイスラインの洗い残し、すすぎ残しも増えます。
また必要以上に油分を与えてしまう過剰なスキンケアやメイクも毛穴を詰まらせてにきびの原因になります。
このように、にきびは原因に呼応した場所に発生します。
逆にいえばにきびの出来やすい場所から原因を推測することができるということ。
繰り返しできるにきびに悩まされている方は、スキンケアに力をいれるだけでなく、原因の改善にも目を向けてみましょう。
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