毛を剃った後のベストなケア方法

剃刀は手軽に使える分、薄着の季節は毎日のように剃っているという方も少なくないのではないでしょうか。
剃刀の刺激は肌にとって決して軽いものではありませんので、清潔で切れ味のいいものを使うようにすること、剃った後は適切なケアをすることを守りましょう。

ここでは、毛を剃った後のベストなケア方法についてまとめています。

基本のケアは「クールダウン→保湿」

剃り終わったら、肌に残っているシェービング用のクリームや、剃り落とした毛をシャワーで流す、ふきとるなどして取り除きます。
シャワーは物足りないくらいのぬるま湯を使い、お風呂には入らないほうがベター。ヒリヒリ感がないようならそのまま保湿に進んでかまいませんが、刺激を感じるようなら、タオルに包んだアイスパック等で冷やしてから保湿をします。

保湿は自分の肌にあったもので構いませんが、ボディ用のアイテムは毛を剃った後には刺激が強すぎることもあるので、顔用のノンアルコール化粧水や乳液を使うことをおすすめします。
ワキは化粧水をつけにくい部分なので、コットンを使用するといいでしょう。

剃刀での処理はもって数日というところですが、肌のためには次に剃るまで2週間程度あけるのが理想です。毛の成長を抑制するローションを使うことでスパンを伸ばすことも可能です。

埋まってしまった毛、埋没毛を見つけたら……

毛を剃った後に、黒くポツポツと残ってしまった埋没毛を発見することがあるかもしれません。埋没毛は皮膚の中にあるので、ムダ毛が残っていると勘違いして、上から繰り返し剃ってしまっても取れない上、肌を傷つけてしまいます。

埋没毛は毛を剃った日はいじるのを避け、別の日に角質ケア用のピーリング剤やスクラブを使って様子を見ます。改善されないようなら皮膚科に相談しましょう。皮膚科では、皮膚を柔らかくするローションの処方や、レーザー治療を行っています。

「水着を着る直前に剃刀で処理」という人も少なくないと思いますが、紫外線やプールの塩素は剃った後の肌には刺激が強すぎます。
遅くとも前日までに処理をして、アフターケアを欠かさないことが大事です。