脱毛をすると毛穴は閉じるの?
ムダ毛を自分で抜いたり剃ったりといった処理を繰り返していると、その際の刺激によってだんだんと毛穴が目立つようになってしまいます。
時には毛穴がただ開くというだけでなく、開いた毛穴に色素が沈着してしまったり、ブツブツと鳥肌がたったような状態になってしまったりすることもあります。さらに毛穴の開きは感染のリスクも上昇させてしまいます。
一方、美容皮膚科での医療脱毛や、エステでの光脱毛をすると毛穴は閉じるという噂もあります。実際のところはどうなのでしょうか。
光脱毛をすると毛穴が引き締まる
最近、美容皮膚科やエステサロンで「フォトフェイシャル」というメニューが登場しています。
フォトフェイシャルとは、顔に複数波長の光をパシャッとカメラのフラッシュのように当てることによって、黒い色素であるシミやソバカスを改善するとともに、肌の奥の真皮層にあるコラーゲンの元となる細胞を活性化する施術です。
コラーゲンは肌の弾力を支え、整ったキメをキープする成分のため、フォトフェイシャルでは毛穴をきゅっと引き締める効果も期待できます。
レーザー脱毛や光脱毛について知識のある方ならここまででおわかりの通り、照射の強さや光の波長は違うものの、フォトフェイシャルとレーザー脱毛や光脱毛の仕組みの基本部分は全く同じです。
美肌目的ではないレーザー脱毛や光脱毛でも、コラーゲンの生成は活発になるので、開いてしまっていた毛穴も施術をするうちに引き締まっていきます。
毛穴は大事な肌機能ですから完全に閉じたり無くなってしまったりはしませんが、毛穴が目立たなくなることは確かです。
毛が無くなる事で毛穴が広がりにくくもなる
また、脱毛をするという事は当然生えてくる毛がなくなるという事ですので、本来毛が生えてくるために広がっている毛穴は、毛がない分押し広げられる事が無くなるので、小さく見える部分もあります。
元々毛の細い顔の毛や軟毛(産毛)部分ではこの効果をはっきりと見ることが難しいのですが、脇やすね、男性のひげなど毛が太い部分ではこの効果が比較的あらわれやすいといえます。
自己処理をしないことのメリット
毛には成長のサイクルがあるので、脱毛は1回の施術では完了しませんが、レーザー脱毛や光脱毛では施術をするたびに毛が少なくなっていくため、自己処理をする頻度が大幅に減ります。
そのため、冒頭で説明したようなカミソリや毛抜きによる処理での毛穴トラブルも当然起きにくくなります。
以上のことから、光脱毛では毛穴引き締め効果に加え、自己処理ダメージが軽減されることで、毛穴の目立たない肌を手に入れることができる、ということがわかります。
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