にきびが出来やすい場所と出来にくい場所
「にきびが同じところにばかり出来る」という悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
にきびには出来やすい場所と出来にくい場所があります。
ここではその傾向と具体例をみていきましょう。
にきびが出来やすい場所は「皮脂が詰まりやすく、刺激を受けやすい」所
にきびは毛穴に皮脂が詰まることでできます。そのため、皮脂腺の多い顔やデコルテ、背中などには出来るものの、どちらかといえば油分が足りず、常に乾燥しているヒジ下やヒザ下には出来にくいのです。
とはいえ乾燥しているからといって、油分を与えすぎてオーバートリートメントになると、乾燥しがちな場所でもにきびができることはあります。
また皮膚は刺激を受けると角質化し、毛穴を塞ぎやすくなります。
顔は髪の毛や手、メイク用品などで常に刺激を受けているのでやはりにきびは出来やすくなりますし、身体も服でこすれたり、汗で蒸れてしまったりすることによってニキビのリスクは上がります。
お尻のにきびに悩んでいる方も多いですが、意外に皮脂が多い上、椅子にすわるたびに刺激を受けるのがその理由です。
顔の中でいうと、脈を感じるような熱のこもりやすい部分もにきびが出来やすい場所です。
にきびが出来ること自体も「刺激」になる
「にきびができる条件が揃いやすい部分」=「にきびが出来やすい部分」ということがおわかりいただけたかと思いますが、にきびが出来れば、当然その部分の皮膚は刺激を受けることになります。
もともと条件が揃っていたところに刺激が加わり、結果また同じ場所ににきびが繰り返しできてしまうわけです。
にきびの繰り返しを防ぐためには、まずにきびをできるだけ悪化させずに治すこと、完全に治ったら、にきびの条件が揃わないようにケアをすること、が大事です。
皮脂の詰まりやすい部分は定期的なピーリングもおすすめ。ただ、ピーリングはやりすぎると皮脂をとりすぎることも刺激になり、余計ににきびが出来やすい肌を作ってしまう可能性があるので注意しましょう。
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