気になる薄毛 その対策・対処法は?
30代になると急に気になりだすのが薄毛や抜け毛といった頭髪の悩みです。多くの人が薄毛に悩んでいるにも関わらず、特効薬はまだ存在しません。これが作れたらノーベル賞なんて冗談もあるほどです。とはいえ、実際に薄毛になるとそんな冗談も言ってはいられません。どうすれば薄毛や抜け毛に対抗することができるのでしょうか。
薄毛、抜け毛の原因
薄毛、抜け毛の原因は大まかに分けてふたつあります。順にその原因を見ていきましょう。
不健康な頭皮
頭皮は毛を育てる畑のようなもの。ここが荒れると毛は急速に弱り、細く薄くなっていき、最後には毛は生えなくなってしまいます。頭皮の健康を損なう直接の原因は血行不良と汚れによる細菌の繁殖です。特に毛穴に入り込んだ老廃物や皮脂、シャンプーのかすなどは細菌の活動を活発化させ、毛根に大ダメージを与えてしまいます。
男性ホルモン
薄毛や抜け毛のもうひとつの原因は、男性ホルモンの分泌が活発になることです。テストステロンという男性ホルモンが、5αリダクターゼという酵素と結びつき、ジヒドロテストステロンという物質になるのですが、このジヒドロテストステロンがまさに薄毛や抜け毛を引き起こしているのです。
薄毛、抜け毛への対処法
それでは薄毛、抜け毛を予防するにはどうすればよいでしょうか。
頭皮の健康を保つ
まず、頭皮を健康的に保つことが何よりも大切になります。そのためには、頭皮を清潔に保ちながら、血行を促進していくことが必要です。
毎日丁寧にシャンプーをして、汚れを洗い流しましょう。シャンプーを選ぶ際には、汚れの落としやすさの他にシャンプー自体の洗い流しやすさも考慮しましょう。洗い残したシャンプーは育毛の大敵だからです。
頭皮のマッサージも血行の促進に効果的です。決して爪を立てず、指の腹の部分でやさしくマッサージしてください。シャンプーの際に合わせて行うと良いでしょう。くれぐれも乱暴に洗って頭皮を傷つけないようにしてください。
男性ホルモンを抑制する
薄毛、抜け毛の原因となる男性ホルモンは生活習慣によってその分泌量が変化します。不規則な生活や暴飲暴食は肉体に負荷を与え、男性ホルモンの過剰分泌を促します。よって、早寝など規則正しい生活と脂ものを控えた食事を心掛けることで男性ホルモンの分泌を抑えることができます。夜間の10時~深夜2時はもっとも頭髪が伸びる時間帯であり、この時間にしっかり睡眠をとることが大切です。
また豆類や豆製品の摂取も効果的です。大豆イソフラボンは女性ホルモン類似のはたらきをするため、体内で男性ホルモンを抑制する方向に作用します。良質のタンパク質は健康にも良いので豆類を積極的に摂取することも育毛には効果的です。
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