炭水化物カットダイエットのメリットとデメリット

今、たくさんのダイエット方法がある中でもとりわけ注目度の高いダイエット方法の一つに炭水化物ダイエットがあります。

このダイエット方法は１日の食事の中から炭水化物を抜くだけでいいうえに、ほかの食べ物はそれほど制限されていないのでとても簡単なダイエット法として多くの人に注目されました。
ダイエットの効果も高いと評判で、痩せられたという人が後を立ちません。

それほど優れているダイエット法ではあるのですが、一方ではこのダイエット法を続けていくことができなかった人もたくさんいます。
優れたダイエット法にもデメリットはあります。
そこで炭水化物カットダイエットのメリットとデメリットをこれから見ていきます。

炭水化物カットダイエットのメリット

炭水化物カットダイエットのメリットは、ダイエット効果が早く出やすいということです。
炭水化物は摂取すると体の中でエネルギーに変わるのですが、そのエネルギーが体の中に入ってこないことで脂肪がエネルギーとして使われることになります。
普通に生活しているだけで脂肪がエネルギーとして使用されるので、無理に運動する必要もない上に即効性も高いというところがメリットになります。
また、炭水化物を抜く以外はほかの食べ物の食べ方に制約が少ないので、好きなものを食べられながらダイエットできるというメリットもあります。

炭水化物カットダイエットのデメリット

炭水化物ダイエットは炭水化物を抜くだけだからとても簡単なダイエットのように思えますが、日本人にとってお米や糖類は主食ですから抜くのは容易いことではありません。
また、炭水化物から作られるブドウ糖は脳にとって唯一の栄養素なので、炭水化物が取り入れられないと脳の働きが鈍くなると言われています。
また、エネルギーを炭水化物から摂取できないことで肝臓がエネルギーを生み出します。
肝臓を酷使することになって肝機能低下を招き、さまざまな悪影響を体に及ぼす危険性もあるのです。

このように炭水化物カットダイエットは簡単で効果的な一方、危険もあります。どんなダイエットでもメリットデメリットがありますのでそれを分かったうえで実践しましょう。