炭水化物抜きダイエットは効果的?
炭水化物抜きダイエットは効果的かどうか。
体重は減りますし、運動ダイエットするよりも短期間で体重を減らすことが出来ると思います。
しかし、成功かと言われるとどうでしょうか。
炭水化物を抜いてダイエットするという事の弊害
炭水化物を抜くと、糖質という三代栄養素のうちの一つを摂取できなくなります。
糖質は、生命維持に必要な大切なエネルギー源です。
エネルギーが確保出来ないと、身体は体内に蓄えてあるエネルギーを使うことになります。
しっかりと運動によるダイエットの場合は、糖質を使い切った後に、蓄えてある脂肪を分解して燃焼するとができます。
しかし、炭水化物抜きダイエットの場合、足りないエネルギーは筋肉を分解して補うことになります。
脂肪は有酸素運動を行う際にエネルギーとして燃焼されなければなかなか減らすことはてきませんので、炭水化物抜きダイエットでのみ体重が減った場合、そのほとんどは水分と筋肉量が減ったものと考えられます。
また、身体にエネルギーが足りないと筋肉以外にもタンパク質が行き渡りにくくなります。
タンパク質は身体を構成するアミノ酸に姿をかえて、髪の毛や肌、爪などをつくるアミノ酸としても体内に存在しますが、タンパク質がエネルギーとして使われてしまうと、髪や肌にもアミノ酸が足りなくなります。
その結果、髪がボロボロ、肌がガサガサになってしまうのです。
口内炎が増えたり、風邪をひきやすくなったり、吹き出物が増えたり、本来ならば抵抗できうる体の変化にも対処できなくなります。
体重が減りますが、これで成功といえるのでしょうか?
ダイエットはそもそも健康目的で行うものであり、たとえ美容目的が中心であったとしても健康に成功させなければ本当の意味で成功とはなりません。まして、肌や髪を含めて体中に不調が目立つようになってしまっては、美容目的という意味でもあまり良い結果だとは言えないでしょう。
ダイエットとして成功させるには、やはり運動はかかせません。
運動を十分に行った上で、加えて炭水化物を減らしてダイエットをするようにしましょう。
朝、昼は、日中に必要なエネルギーを、補うためにも普通の食事をしましょう。
炭水化物を減らすのは夜がおすすめです。夕飯であれば、後はねるだけですので炭水化物を減らしてしまってもあまり問題はありませんし、内臓が休まるので健康にもとても良いと言えます。
夜は野菜やタンパク質を多めの食事にして、炭水化物はちょっとにしましょう。
どうしても食べたいという場合には、最後に食べるようにしましょう。
完全に食べないというのは一時体重が減るだけで、あとでリバウンドもしやすくなります。
時間をかけて少しずつ「健康的」に成果を出すのが良いダイエットであるといえます。
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