TOP > 健康 > 肩こりからくる頭痛に「腹式呼吸」

肩こりからくる頭痛に「腹式呼吸」

PC作業など、仕事で長時間同じ姿勢をとっていると、頭痛に襲われることはありませんか?こういった時に起きる後頭部や側頭部の締め付けられるような痛みは「緊張性頭痛」といい、肩こりや首のこりが原因になっています。そのため、少し身体を動かしたり、ストレッチをしたりすると、偏頭痛と違い軽減することが多いのですが、仕事中はそこまでの余裕がないことも多いはず。そんな時に有効なのが、椅子に座ったままできる「腹式呼吸」です。

腹式呼吸は緊張をとり、身体の力を適切に抜いてくれる

腹式呼吸の効果は大きく2つ。腹式呼吸は通常リラックスしている時に行なう呼吸法なので、意識して行なうことによって自律神経をコントロール、緊張をほぐすことができる、ということと、体幹を支えるインナーマッスルを使うことによって、身体の各所に入っていた不要な力を抜くことができる、ということです。その結果肩こりや頭痛が和らぐのですが、後者に関しては、ただ漠然とお腹を動かしているだけでは効果が薄いので、これから説明する方法でしっかりお腹の奥をしっかり使うように心がけてみてください。

腹式呼吸の方法

坐骨で骨盤を安定させて行なう

腹式呼吸をする前に、お尻の中にある2本の「坐骨」同士の距離を引き寄せるようにしながら、骨盤を起こします。この次点でお腹に軽く力が入ると思いますが、この力はお腹をふくらませる時も極力抜かないようにしましょう。

はじめは吐く時にお腹を絞ることに集中

骨盤を起こしたまま息を吸いお腹をふくらませるには、実はかなりの筋力がいります。はじめはふくらます方は軽めでもいいので、吐く時に思い切りお腹を凹ませて絞る、ということを優先します。

回数を多くやるより、3往復でも確実に

お腹を限界まで絞りながら腹式呼吸をすると、2~3往復でも肩まわりの緊張がほぐれるのが実感できるはず。いい加減に何度も繰り返すより、「こってきたかな?」と思ったら早めに2回、を心がけるのがおすすめです。

スポンサードリンク

このガイドにコメントする

関連するガイド

耳入った水はそのままで大丈夫? 危険性や安全な水の抜き方紹介

海やプール、お風呂などで耳に水が入り、なかなか抜けなくなってしまった事が誰でも1度は経験しているのではないでしょうか。どういう対応が良いのかそもそも耳に水が入った状態に危険性はないのかを詳しくご紹介し...

トレーニングをするならプロテインは必須! 筋肉を早くつけるために!

ダイエットや体力・筋力増強、ボディバランスの改善など、様々な目的で行われるトレーニング。筋力トレーニングや、ランニングなど持久力を必要とするものなどその内容も様々ですが、どのトレーニングであっても言わ...

疲労回復には重炭酸泉の入浴剤を!その健康効果と理由

スーパー銭湯などに設置される事も増えてきた炭酸泉。美容や健康に効果的でもあり、愛用している方も多いのではないでしょうか。そもそも炭酸泉の効果とは?炭酸泉は、その名前の通り炭酸が溶け込んだお湯ですが、元...

無理なくしっかり筋力をつけるなら。加圧トレーニングの効果

一時期ちょっとしたブームにもなり、名前は聞いたことがあるかもしれない加圧トレーニング。でも、実際やってみようと思うと結構値段が高かったり、そもそもトレーニングなんかあまりしたくない……という人も多いで...

お風呂上りに汗かかない!暑い夏に便利な涼しい入浴グッズ&入浴法

暑く、汗をかく夏の季節はお風呂に入ってさっぱりしたいですよね。しかし、どうしても夏の時期は暑さのせいでお風呂上りすぐに汗をかいてしまい、その汗が冷えて体を冷やしてしまったり、体がべたついて気持ち悪い状...

スポンサードリンク