マッサージ後は入浴を控えた方が効果が持続！

仕事の疲れや日々の疲れの蓄積を解消するためにマッサージや整体に通う方はたくさんいらっしゃいます。
そういった方に是非試して頂きたいというか、実践して頂きたいのは、マッサージを受けた日の夜はお風呂に入らないで眠ると言う事です。

マッサージ後に入浴しない方が効果的な理由

世の中に存在する物質というモノは大概のモノは冷えて固まるというメカニズムにあります。人の筋肉もこれに近いメカニズムがあります。
筋肉のこりというのは筋肉を酷使していたり、寒くて冷えてしまったりして硬直した状態です。そんな硬直した筋肉付近では筋肉が血管を圧迫してしまい血流が悪くなり、新鮮な栄養素が送られずさらにコリが深まるという悪循環です。ここでマッサージをして筋肉をほぐして血管の血流が改善されコリがほぐれていきます。

ここで家に帰って温かいお風呂に入って体を温めるとどうなるかというと、温まった体は体温を下げようと体温調節してきます。するとせっかくほぐれた筋肉にも体を冷やそうとする作用が働いてしまいます。この作用によりほぐした筋肉もまた冷えて固まってしまうのでマッサージの効果を長く持続することができなくなってしまいます。

マッサージで体をほぐした後は、体が柔軟さを取り戻すまではある程度体を冷やすような事をせず、マッサージ後肩や腰にカイロを貼ってぐっすり眠るという行動を取った方が疲れは取れやすいです。
全くお風呂に入らずに次の日出勤するのは問題がありますので、夜のお風呂を翌朝のシャワーに切り替えることによってマッサージ効果を高めることができるのです。