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風邪、インフルエンザの予防法・対策法

年末年始の寒い時期になってくると必ず話題になってくる風邪・インフルエンザ。
ただでさえ忙しい年末年始の時期に、風邪なんかにかかってしまったら大変ですよね。
特にインフルエンザは最悪の場合命をも落としかねないので注意が必要です。

そこでここでは風邪やインフルエンザにかからないためにも、予防法やかかってしまった時の対処法などをご紹介します。

風邪・インフルエンザとウイルス

風邪やインフルエンザの症状を引き起こす原因はウイルスです。
このウイルスが体の中に入り込むことにより鼻やのど、気管支などが炎症を起こしせきや鼻水、のどの痛みなどの症状を引き起こします。
大きさも1万分の1mmととても小さいので、感染を完全に予防するのはとても困難です。
ですがどういった経緯で感染するのかを知っておくだけでも、感染の確率はグッと抑えることができます。

代表的なウイルス

風邪の症状にも色々ありますが、その症状によって原因となるウイルスも違います。
鼻風邪の原因となるライノウイルスや、のどの腫れを引き起こすアデノウイルスはその中でも特に代表的です。
このウイルスを持った人の鼻水や唾液などを経由して、ウイルスが体内に入り込むことによって感染します。
気をつけたいのは直接浴びることだけではなく、間接的に触れたものからも感染するので風邪をひいている人が触ったものには注意が必要です。

インフルエンザの特徴

インフルエンザの場合は特に症状が重く、1~2日間の潜伏期間の後、3日目頃から症状が悪化し始めます。
この季節に40度近い発熱があるようでしたら、真っ先にインフルエンザを疑ったほうがいいでしょう。
インフルエンザウイルスは風邪と違い空気感染を引き起こすので、より一層の予防対策が必要になります。
完全な予防対策がないため、日々の入念なうがい手洗いに加え、予防接種を受けておくことをオススメします。

風邪にかかてしまった時は

もし万が一風邪にかかってしまった場合は、安静にし体を休め体力を蓄えるようにしましょう。
室温は20~25度くらいを目安に、加湿器などで湿度の確保にも努めるようにします。
十分に水分を摂るようにしてビタミンC、B、たんぱく質などの栄養をしっかり摂るようにします。
くしゃみやせきの症状が酷いようであれば、市販の風邪薬を飲んで症状を軽くすることも有効です。

インフルエンザの場合は風邪にくらべ症状がかなり重くなるので、自分で治すのはとても難しいです。
かかってしまったと思ったら、すぐに医師の診察を受けてください。
症状が悪化すると肺炎を引き起こす可能性もありますので、特に注意が必要です。
市販の風邪薬では効果がないため、医師から処方された薬を飲み早期治療を心がけることが大切です。

風邪の時にお風呂は入っても良い?

また、風邪を引いた際によく言われる「お風呂に入ってはいけない」という言葉についてですが、これは誤りで、風邪を引いていてもお風呂に入る事自体は問題はありません。
この言葉はどちらかというとお風呂に入った後に湯冷めする事が問題であり、お風呂で体を温める事自体は免疫力を高めますので、むしろ回復に役立ちます。
但し、意識が朦朧とするような辛い状態で入ると湯あたりなどの可能性が高くなりますのでやめておきましょう。
お風呂上りに湯冷めしないように、脱衣所は暖かくしておく事。お風呂から出たらすぐにしっかりと水分を拭き取り乾かす事が重要です。

かかってから治すより、免疫力を高めてかからないように

風邪もインフルエンザも免疫力を高めることで、予防の効果が高まります。
普段から十分な睡眠・栄養をとり、ウォーキングなどの有酸素運動を行うことにより血行が良くなり免疫力が高まります。
しっかりとした予防対策を行い冬の忙しいこの時期を、健康に乗り越えられるようにしましょう。

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