自力で肩こりを解消する方法

最近、肩こりに悩む人が増えています。特にもともと貧血などの影響からコリが発生しやすい若い女性の間ではかなり深刻な問題となっています。
これだけ肩こりに悩む人が増えた理由はスマートフォンや携帯、パソコンの普及によって長時間同じ体勢で画面を見て固まった状態になることで、体の血流が悪くなることが要因としてあります。この肩こりを侮っていると様々な重い病気に発展する可能性があります。そうならないためには、肩こりは初期の段階で改善する必要があります。
今回は、簡単な肩こりの改善方法をご紹介します。

定期的な肩周りのストレッチ

肩こりに効果的なのがストレッチです。凝り固まった筋肉を動かすことで血流を促し肩こりを和らげます。
方法としては
１．首を回したり前後左右に動かす（コキコキならない程度のゆっくりのスピードで、各3回ずつ程度）
２．背筋をピンと伸ばしたり緩めたりを繰り返し筋肉の緊張をとる（5秒伸ばして5秒緩めるを3回程度）
３．両手をあわせて上に押し上げるように背中を伸ばす（10秒程度）
というようなやり方で、定期的に首周りや背中を緩めてあげるだけで肩こりを緩和する事ができます。

肩のツボを刺激する

肩の後ろにあるくぼみの部分には肩の血行をよくするツボがあります。片方ずつ反対の手で刺激してあげることで肩がほぐれていきます。
この時の注意点としては、肩が硬いと感じても、力を入れすぎるのには注意しましょう。刺激が強すぎると筋肉が刺激に対して防御しようとするため、ますます硬くなって肩こりが悪化する場合があります。
少し物足りないくらいの弱い力で５分程度、やさしく揉みほぐす事が最も効果的です。

姿勢を正して肩こりしにくい身体に

肩こりの人に多く見られるのが姿勢の悪さです。パソコンやスマホ、携帯をいじっている時に猫背になっている人は肩こりの可能性大です。姿勢の悪さを正すだけで肩こりが改善されることもあるので自分の姿勢を見直しましょう。
特に、首の骨を後ろ側からさすってみて真っ直ぐになっている人は「ストレートネック」という肩こりしやすい状態になっている可能性が高いです。
姿勢の改善には矯正器具を利用したり、ポールストレッチなどを行うと良いでしょう。

肩こりはきちんとセルフケアを行う事で症状の改善・肩こりしにくい身体にする事ができます。
ただ、症状がかなりつらい時や自己改善が難しいようであれば、さらに悪化するまえに整体などを受けてみることも必要です。