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思春期にきびと大人にきびはどんな風に違うの?

よく思春期のころに出来るにきびと大人になってから出来るにきびは治し方が違うといいます。
では、それぞれにどういう違いがあるのでしょうか。

内容は同じ。でも、原因や出来やすい場所、出来かたが違う

10代の頃に発生するにきびを思春期にきび、成人になってから出来るにきびを大人にきびとよくいいますが、この二つは、基本的には同じものです。
しかし、それぞれが出来る原因に違いがあり、この原因の違いが呼び方の違いになっています。

思春期にきびの特徴

まず、思春期にきびは、多くの場合皮脂の過剰分泌によって発生するもので、新陳代謝が活発な成長期だからこそのにきびです。
にきびが出来やすい場所は顔や体に限らず全身で、特に皮脂の分泌が多い、顔であればTゾーン(鼻とおでこあたり)だったり、体であれば背中などの場所に出来やすいといえます。
皮脂の分泌が過剰な事が原因であるため、一度に沢山のにきびが出来るケースも良くあります。
また、思春期の精神状態もあって「にきびを手でつぶしてしまう」ような行為をとるケースも多く、このような間違えた処置が原因となってニキビ跡・クレーターとなってしまうケースも多いです。

大人にきびの特徴

一方、大人にきびは体質による差が大きく、胃腸が弱いと口の周りだったり、乾燥肌だと頬のあたりだったりと、人それぞれの体質による差が顕著に表れやすいといえます。
また、一度に沢山のにきびが出来るよりも、ぽつぽつと出来る場合の方が多いです。
ただし、大人にきびは、基本的に皮脂の過剰分泌が原因となる思春期にきびと比べて原因が特定しにくい場合が多く、しっかりと肌質を考えてケアをしないと中々改善されません。

思春期にきびのケアはしっかりとした丁寧かつ優しい洗顔と、その後の潤い補給が重要となり、一方で大人にきびのケアはまず自分の肌質をしっかりと理解して、自分に合ったケアを行う事で、そもそもにきびが出来ないような状態にしていく事が大切です。

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