ビタミンAってどんな栄養?
脂溶性ビタミンであるビタミンAは、どんな性質なのでしょうか。
ビタミンAは、目に関係の深い栄養素
一般的に、ビタミンAというとレチノールという物質の事を指します。
レチノールは「網膜」を意味する言葉で、夜盲症という(暗い場所で目が見えなくなるような)症状を防ぐ物質として発見されました。
ビタミンAの作用としては、夜盲症を防ぐ他、目や鼻などの粘膜や肌の維持・保護、細胞の成長促進、免疫力の強化などがあります。
ビタミンAとプロビタミンA
ビタミンAの中には、レチノールのようにそのまま体内で効果を発揮するいわゆるビタミンAの他、体内でビタミンAの作用に変わる性質を持つプロビタミンAというものがあります。
プロビタミンAとは、体内で必要な分だけがビタミンAに変化する物質のことで、βカロテンなどが代表的です。
ビタミンAは摂取しすぎると過剰症なども存在するため、ビタミンAを摂取する際は極力プロビタミンAを摂取したほうが良いでしょう
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