にきび治療法「クリアタッチ」
にきび治療手法の一つ、クリアタッチについて紹介します
光と熱の相乗効果でにきびに働きかける
クリアタッチは、2種類の光と熱の相乗効果によってにきびを治療し、にきびが出来にくい肌質に改善する治療方法です。
クリアタッチによって照射される光の種類は、430~580ナノメートルの波長を持つ青~緑色の光と、それより少し長い660ナノメートルの波長を持つ赤色の光の2種類。
青~緑色の光には、にきび菌(アクネ桿菌)を殺菌する効果があり、にきび菌を殺菌する事でにきびの原因を取り除き、治療と同時に再発の防止を行います。
にきびの殺菌には従来は塗り薬が利用される事が多かったのですが、にきび菌は薬の届かない肌の奥に存在する場合が多く、塗り薬だと中々効果が出せません。一方、光治療の場合は肌の奥までしっかりと働きかける事が出来るので、塗り薬よりも強い殺菌効果を発揮することが出来ます。
もう一方の赤色の光は、肌の炎症部分に働きかけて、炎症によって赤くなっている肌の色を緩和するのと同時に、炎症自体を抑えてにきびの症状を緩和する効果をもちます。
また、光と同時に効果を発揮するのが熱の作用です。
クリアタッチでは50~60度の熱を当てる事で、固まっている角栓を溶かし、内部にたまった膿・皮脂を排出しやすくします。
また、適度に温める事で血行を促進し、肌のターンオーバーを促進する効果もあります。
これらの光と熱による相乗効果によって、クリアタッチによるにきびの治療効果が発生します
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