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にきび跡はどうやったら治るの?

やっとにきびが無くなったと思っても、その後に残るにきび跡が中々消えてくれない!
にきび跡を早く無くすにはどうしたら良いのでしょうか。

にきび跡には、二つの対処が必要

にきび跡は、肌の細胞が傷ついて陥没する事によって発生する肌の凹凸と、にきびが発生している最中に出来た色素が沈着・定着して出来る色味が組み合わさっています。

そのため、にきび跡を無くすためには、細胞の生成を促して、肌の凹凸を無くす事が一つ。
そして、沈着した色素を取り除くことの、二つの対処が必要になります。

肌の生成を促すための方法

肌の生成をには、たんぱく質などの栄養素を十分に取り入れる事と、十分な睡眠時間をとる事は絶対に必要な条件です。

その上で、肌の生成を促すための方法としては、ケミカルピーリングなどによって刺激を与える方法や、マッサージをして血行を良くし、栄養を行き渡らせる方法があります。

ただ、にきび跡の解消として考えた場合、肌は刺激に弱い状態になっていますので、ケミカルピーリングなどの刺激を与える方法は極力やめておいたほうが良いでしょう。
もし利用するのであれば、皮膚科などの専門医に相談の上行うべきです。

また、肌の生成を促すわけではありませんが、保湿などに十分気を配る事で、ターンオーバーを正常な状態に戻す事も重要です。

色素を取り除くために

色素は、にきび(炎症)によって弱まった肌に紫外線などが当たる事で、メラノサイトという場所からメラニンという物質が生成される事で発生します。
にきび跡が少し紫色っぽくなるのはこのメラニンが原因で、シミや日焼けもこのメラニンが原因です。

沈着した色素は、肌のターンオーバーによって少しずつ無くなっていくのが通常で、やはりこれもターンオーバー(細胞の生成)を促す事が有効です。

しかし、定着した色素はすぐには薄まりにくいので、早く無くしたい場合はビタミンCを利用すると良いでしょう。

ビタミンCはメラニンと反応して薄くしてくれる効果があるため、色素沈着を解消するにはビタミンCを摂取したり、誘導体を肌に塗布すると効果が表れます。

また、ビタミンC誘導体は肌のコラーゲン生成を促すという実験の結果もあります。
この事から、ビタミンC誘導体を利用する事は、色素沈着を取り除き、更に肌の生成を促すため、にきび跡の解消には欠かせないといって良いでしょう。

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