にきび治療法「炭酸ガスレーザー」
にきびの治療法の一つ、炭酸ガスレーザーによる治療の紹介です
小さい穴を開けて、つまった皮脂を取り除く
炭酸レーザーによるにきび治療は、基本的には皮脂を除去する事を目的としているので面皰圧出と同様です。
炭酸レーザーでのにきび治療手順は、
1・レーザーを照射して、にきびの出来ている部分に小さい(0.1ミリ程)の穴を開ける
2・穴の開いた部分に面皰圧子などを当てて、皮脂を押し出す
3・押し出した皮脂を取り除き、小さく開いた穴を薬などを塗布してケアする
という3段階になります。
基本的には面皰圧出と同様で、皮脂をより取り除きやすくするためにレーザーを利用する形です。
レーザーを照射する効果としては、皮脂が出やすくするために小さく穴を開けるのと同時に、熱エネルギーによって固まった皮脂を溶かし、押し出しやすくする効果があります。
レーザーによってあける穴は極々小さいものなので目立ちませんが、雑菌などが入らないように治療後もしっかりとケアをする必要があります。
直接皮脂を取り除くために効果は高いですが、炎症が進行し強い痛みを伴うような状態の場合、レーザーや面皰圧子による刺激が肌の負担となる場合もありますので、医師とよく相談しましょう。
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