肩こり・腰痛解消のセルフ整体
体のゆがみやコリを解消し、疲労回復や体の不調解消に効果を発揮するのが整体です。
自宅に簡単にできるセルフ整体でも、毎日続けることで十分に改善効果が発揮されます。今回は、自宅でも簡単にできる整体について紹介します。
肩こり解消に効果を発揮する平泳ぎ整体
肩こりの主な原因は、首や肩周辺の筋肉の緊張です。
普段の姿勢が悪かったり同じ姿勢を長時間続けていると、肩や首周辺の筋肉が動かずに疲労物質が蓄積してしまい、肩こりが起きてしまいます。
また、普段から筋肉が十分に動かされず、一部分の筋肉しか使用しない状態が長期間続くと、使われていない部分の筋肉周辺の血行が悪化し、一部の筋肉が慢性的に固くなってしまいます。
肩こりを解消するには、硬くなった筋肉をほぐすための運動が効果的です。指圧や鍼治療では、硬くなった筋肉を直接刺激してコリの解消を目指しますが、セルフ整体では運動で筋肉をほぐすことで緊張の緩和を図ります。
平泳ぎ整体運動の方法
肩こりに効果を発揮する動きが「平泳ぎ」の動きです。
顔と体は正面に向けたまま、手を上にあげて大きく水をかくように動かしてください。肩周辺の筋肉の動きを意識しながら、ひきつけるように手をグッと下方に降ろすとより効果的です。
やや胸をそらし、肘を後ろに下げるような位置を保って動かすと、肩甲骨まわりの筋肉を効果的にほぐせます。
10回を1セットにして、長時間同じ姿勢を続けて肩に重さを感じた時やお風呂あがりに1セット実行してください。
腰痛対策には8の字整体
腰回りの筋肉も、コリや張りが起きやすい部位です。
腰回りの筋肉が緊張すると、腰痛を引き起こす原因になります。普段から背筋を伸ばし、正しい姿勢を維持しているだけでも、腰回りの筋肉を鍛えることができます。
腰痛予防のために腰の筋肉を鍛えるには、8の字整体が最適です。
8の字整体の方法
足を肩幅に開き、背筋を伸ばして姿勢を整えてください。頭のてっぺんを糸で引っ張られているイメージで、頭部を動かさないよう正面を向いたまま固定します。
姿勢を整えたら、腰を左右に8の字を描くようにゆっくりとまわします。前に突き出し、横に引き上げ、後ろに押し出すイメージで動かしてください。素早く動かすと効果が半減してしまうので、スピードはゆっくりと動かすことを心がけましょう。
腰を動かしている間、顔は正面を向けたまま同じ位置をキープします。先ほどイメージしたように、糸で上部に引っ張られているイメージのまま、肩の高さを変えないように注意しながら動かしてください。
右回りの8の字を10回、左回りを10回の合計20回を1セットとし、一日最低3回実行しましょう。腰の筋肉がほぐされて、腰痛の原因となる筋肉の緊張を取り除く効果があります。
時間があれば5分間を目標に、長めの運動に挑戦しましょう。腰回りが引き締まり、ウエストのサイズダウンにつながります。
自力整体を続けると、コリがすっきりするだけではなく、コリ難い体質を作る事にも役立ちます。
肩こりや腰痛にお悩みの方は、是非セルフ整体を取り入れて快適な生活を手に入れてください。
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